-疲れ目・眼精疲労の治療ガイド-


トップページの目次

1.疲れ目・眼精疲労の原因

2.疲れ目・眼精疲労の対策

3.疲れ目・眼精疲労に効果効能があるサプリメント

4.サプリメント以外での予防改善

5.疲れ目・眼精疲労に関係する治療法

6.疲れ目・眼精疲労に処方される漢方薬


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疲れ目・眼精疲労の原因

疲れ目(眼精疲労)の原因は目の使い過ぎにより、目の毛細血管の血行が悪くなることで起こります。

疲れ目の症状は目がしょぼしょぼする、物がかすんで見える、目が充血するなどで症状が進むと頭痛や肩こり全身倦怠などになります。

最近疲れ目として注目されているのがドライアイです、ドライアイとは涙液の量が減り角膜が部分的に乾燥、露出して眼球を傷つけてしまう状態です。主な原因としてはパソコンの長時間の使用によるままたきの減少やコンタクトレンズの長時間の使用、エアコンによる空気の乾燥などがあげられます。

疲れ目・眼精疲労の対策

疲れ目の対策としては、目に入った光を脳に伝達するタンパク質ロドプシンの合成を活性化することがポイントになります。

疲れ目・眼精疲労に効果効能があるサプリメント

アントシアニン

ビタミンA(β-カロテン、レチノール)

ビタミンB2

ビタミンC

ブルーベリー(ビルベリー)

ルテイン、ゼアキサンチン

●サプリメント選びのワンポイント・アドバイス

  • アントシアニンはロドプシンの合成を助け、視力を向上させます。
  • ビタミンA(β-カロテン、レチノール)はロドプシンの生成に欠かせない物質で、これが不足すると疲れ目になります。
  • ビタミンB2は目の神経や筋肉の疲れを回復してくれます。
  • ビタミンCは眼球の水晶体の酸化を防ぎ、目の充血を改善してくれます。
  • ブルーベリー(ビルベリー)は有効成分にアントシアニンを含み、糖尿病性網膜症を改善します。
  • ルテイン、ゼアキサンチンは視力の低下や黄班変性症になるのを防ぐ作用があります。

疲れ目・眼精疲労サプリメント以外での予防改善

疲れ目を改善するにはパソコンを長時間使用する時などは、こまめに目を閉じて目を休ませて目の周りをマッサージしてください。

食事ではビタミンAを含んだレバーや緑黄野菜、ウナギ、タマゴやアントシアニンを成分と含むブドウや赤ジソ、赤キャベツなどを積極的に摂りましょう。

また目の乾燥を防ぐには、ビタミンAを配合して防腐剤を添加してない目薬を使うといいでしょう。

疲れ目・眼精疲労に関係する治療法

加齢黄班変性症の光線力学的療法

網膜色素変性症による失明者に「人工視力」治療

有水晶体眼内レンズ(フェイキックIOL)挿入術

顕微鏡を使った新しい硝子体手術

自己血成分(フィブロネクチン)点眼による角膜治療

目瞼下垂(がんけんかすい)の腱膜固定術(けんまくこていじゅつ)

「眼瞼(がんけん)けいれん」のボトックス注射治療


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疲れ目・眼精疲労に処方される漢方薬

漢方薬は、自分の証に合ったものをお選び下さい。

「証」とは体力、体質、症状などから患者さんの状態を総合的に観察した診断結果のことです。

  • 実証は生理機能が高まった状態を意味して、外見は健康そうに見えます。
  • 虚証は体力がなく、生理機能が衰え、抵抗力も低下した状態を意味します。
  • 中間証は実証または虚証のどちらも偏らず、それぞれの特徴を半分ずつもつ場合を意味します。

「証」の判定は「証の自己判定テスト」をご利用ください。

中間証

  • 釣藤散(ちょうとうさん)
    血圧が高く慢性の頭痛があり、眼の充血をともなう人に用いられます。神経症、肩こり、めまいなどにも有効です。

虚証

  • 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
    老人性のかすみ目で、疲労感、腰痛、足の痛み、しびれ、手足の冷え、尿量の異常、口渇などの症状がある場合に用います。このほか足の痛み、糖尿病性の神経障害などに用いられます。
  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
    補中益気湯は病後の体力増強、食欲増進、結核や風邪の感染症予防などの目的で使用されます。体力増強は、眼精疲労の予防や回復につながります。
  • 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)
    眼精疲労があり神経質、ノイローゼ、息切れ、頭痛などストレス性の症状がある場合に用いられます。めまいにも有効です。
  • 八味地黄丸(はちみじおうがん)
    八味地黄丸は、眼精疲労の回復を促進します。疲労倦怠、腰や足の脱力感、冷え、しびれ、排尿障害や頻尿、高血圧などにも有効です。
  • 六味丸(ろくみがん)
    六味丸は八味地黄丸や牛車腎気丸に比べ、足のほてりや体力低下による眼精疲労の回復を促進します。腰や足の脱力感、しびれのほか、排尿困難、頻尿、むくみ、かゆみにも有効です。

漢方薬の解説


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